なぜ社会福祉法人の経理にRPAの導入が効果的なのでしょうか?
近年の会計基準の度重なる改正で、会計基準自体が複雑であり、開示などやるべきことがたくさんあるため、経理コストの削減を図るということが課題になっています。さらに、人手不足の解消や働き方改革関連法への対応が不可欠になっています。これらの対応には、従来の方法では困難であり、ロボットによる経理作業への導入(RPA)が課題を解決する切り札として期待されています。
RPAとは、ロボティック・プロセス・オートメーションの略語で、定型作業、パソコンの中にあるソフトウェア型のロボットが代行・自動化することを指します。大量処理、反復処理、予測可能な処理は、ロボットの得意分野であり、事務処理業務全般に適しているといわれています。もちろん経理業務にも適用が可能です。
RPAの導入により、人手で行っていたPC業務を、人手で行う作業を記録したロボットが作業を代行することで、人の作業時間の削減と品質の向上を可能とします。
2016年頃から労働力不足、残業規制、コスト削減への対応を背景として利用が急増しています。
ロボットがすばやく、正確に作業することによる業務品質の向上、担当者の提携作業からの解放、属人化からの脱却、40%~70%のコスト削減などの効果が期待できます。